大阪城ケアホーム広報誌「おんりーわん」 No.83 冬号 2022年1月
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
年頭に当り一言ご挨拶申し上げます。
一昨年の始め頃より世界中に猛威を震わし日本にも多くの被害を及ぼしていた「新型コロナウイルス感染症」もようやく終息する兆しが見えて参りました。
昨年の一時期などは当施設関係者の周辺にまで及んで来ていた状況ではありましたがご利用者様・ご家族様・職員の一体となった感染対応、ご協力によって大過なく苦境を乗り切る事ができました。ありがとうございました。謹んで御礼を申し上げます。
そして、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
変異ウイルスでしょうか、コロナは某国で逆に広がっているという情報もあり、ご不便をおかけしますが、もう暫くのご辛抱、ご協力をお願い申し上げます。
The看護
冬になぜ、ウイルス感染症は流行するのでしょうか?
冬は様々なウイルス感染症が流行します。なぜ、冬にウイルス感染症が猛威を振るうか、また予防策についてお話していきます。
冬にウイルス感染症が流行するのは、感染が成立しやすい状況にあるからです。それは、病原体である「ウイルス」と感染する「ヒト」の条件が揃うためです。種類にもよりますが、冬の気温や湿度がウイルスにとって過ごしやすい環境を作り出しています。15℃以下の低い気温と40%以下の低い湿度でウイルスの表面にある水分がなくなり、空気中に浮遊しやすくなります。また、ウイルス自体の生存期間も長くなるため感染が拡がりやすくなります。
一方、ヒトも体が冬の気温や室温に追い付かず、感染しやすい状態となります。また、冬は水分摂取量が低下するため気道の防御機能が低下し、ウイルスの侵入が容易となるのです。体温が1℃低下するとヒトの免疫力が、およそ30%低下すると言われています。気温の低下に伴い体温が低下し、
感染しやすい状態になるのです。予防策としては、こまめな「手洗い・うがい」です。その他に、室温・湿度といった環境や、ヒトの免疫力を高めることが重要です。
- 室温は22~26℃、湿度は50~60%を目安に。
- ヒトが集まるところでは、こまめに換気を行う。
- 体を温める。(特に、体温調整が困難な高齢者は積極的な保温を)
- 水分摂取を心掛ける。
りはびり通信
明けましておめでとうございます。2022年もリハビリ課は元気にスタートしました!
今年も皆様と共に楽しく機能訓練できる様、努めてまいりたいと思います。
寒い季節ですが楽しく体を動かして、心身共に元気よくこの冬を乗り越えましょう!
今年も一年よろしくお願いいたします。
Facebookでも色々な様子を載せていますので、そちらものぞいて頂けると嬉しいです!